武内先生から、なかなか面白い軍事学研究資料が出てい

武内先生から、なかなか面白い軍事学研究資料が出ていたのでご紹介いたします。
戦略論の世界では、大きく2人の戦略家、ガンガン戦争しようぜという西洋観念のクラウゼヴィッツと戦争は回避しようという東洋観念の孫子が注目されますが今回の記事では、孫子はそんな単純な観念だった訳ではないと指摘しています。確かに、「戦わずして人の兵を屈するは、善の善なり」のように戦わずに勝つのがいいという発言をされていますが同時に「上兵は謀を伐つ。其の次ぎは交を伐つ。其の次は兵を伐つ。その下は城を攻む。攻城の法は已むを得ざるが為なり」などと、賢い奴はまず、計画を潰し、それが出来なれば同盟関係を潰し、それも出来なければ、武力による攻撃に移り、まずは敵軍の撃破、次いで敵の本拠地である城の攻略しろ!とも発言されています。つまり、戦争回避というのも現代のような道徳観によるものではなく、単に味方の損害を減らすための戦略観のものだった訳です。

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militarywardiplomacy.blogspot.jp/2017/..

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