ACQUA PAZZA
12月7日(土)
開場17:00 / 開演18:00
出演者
佐野聡 Satoshi Sano (Tb./etc.) / 折重由美子 Yumiko Orishige (Claviola) / 小畑和彦 Kazuhiko Obata (Gt.) / 加藤実 Minoru Kato (Pf.)
Special Guest 石井由紀 Yuki Ishii (Ob./E.horn)
FOREST BLUE
〒037-0062 青森県五所川原市旭町59
配信チケット:2500円
各人のオリジナルやアレンジを施したカバーを中心に、オーボエ奏者の石井由紀をゲストに迎え、繊細な音の紡ぎをお送りします。
折重由美子担当楽器のClaviolaについて
1960年代にドイツのメーカーHOHNER社のアーンスト・ザハリアス(Ernst Zacharias)がデザイン。 (クラビネットやピアネットの開発者としても有名) 1960年代に開発されたが製品化は遅く、1996年に発売。 売れ行きが振るわなかったため、わずか数か月間製造されただけで生産終了となる。 (推定総生産台数500台。日本に輸入されたクラビオーラはわずか50台で、そのうち現存[実可動]するのはわずか数台とも言われる) 今はもう生産する技術者もリペアマンも本社にはおらず、この楽器をこよなく愛する折重由美子は自身でリペアをしながら演奏活動をしている。おそらくプロとして活動しているのは世界で彼女独りかと思われる。 実際に聴かなければその個性ある楽器を堪能することはできないが、敢えて無理矢理カテゴライズするのであれば、その音色は上品な木管楽器の如し。 事実、リズム隊とも、金管木管問わず他管楽器楽器とも音がブレンドする。 ニュアンス付けや表現力は無限の可能性があり、折重由美子はその性能を余すことなく自分の音楽表現のためのアウトプットとし、日本にとどまらず世界にも渡り発信している。