灰の唄

COCOFURO ますの湯という銭湯

COCOFURO ますの湯という銭湯
cocofuro.com/masunoyu/

気付くと、久が原駅に着いていた。初めて降りる駅だ。
改札から歩いて50秒ほどの距離にその施設はある。

まず靴箱に靴を入れ、鍵を持って券売機へ。
券売機にて、入浴券を買い受付に向かおうとしたところでアルコールの存在に気付く。…一応1プッシュ…。
受付にて靴箱鍵を渡すと、そのまま返された為無言でポケットにしまう。
そして男子更衣室へ。とても綺麗で清潔感に溢れている…。

浴室に入り、シャワーを浴びる。飛び散り防止の為か勢いが抑えられている。弱すぎることもなくとても良い。
たまにある、勢いの強すぎるシャワーは周囲の人間にぶち掛ける恐れしかないので、本当にありがたい。
ただ、リンスインシャンプー君は許せない。ブリーチで痛んだ髪はシャンプー後、中学生が買うハードワックスをつけたかのようにカッピカピに。

まずサウナ前に汗をかきやすくする為、炭酸湯へ。
めちゃくちゃーにぬるい。37℃。だがそれがいい…。サウナ前にのぼせてしまっては本末転倒。
一生入っていたいくらいに気持ちのいい炭酸湯に10分ほど浸かり、いざサウナへ。

熱い、110℃。入ってすぐ汗が噴き出してくる感覚が気持ちいい。
時間の把握手段は10分の砂時計のみで、出るタイミングはほぼ自分の感覚頼り。
だいたい10分ほど入り、心臓が2倍生き急ぎ始めたところで、サウナを出る。
ここで。ますの湯 最大の長所といってもいい水風呂に入る。

ここの水風呂は、壺に入っている。1人専用である。最高です。
ただ一つしかない為、平日朝8時頃だったが、少しだけ取り合いに…
ようやく入れる。まず汗を流して、蛸壺の様に全身を水の中に。17℃くらいでしょうか。1人だけのその空間に気持ち良さは倍増。
身体の芯は熱く、表面は冷やされ汗腺が閉じた、フワフワな世界の中椅子に座り、感覚が研ぎ澄まされていく…。
気持ちいい。

サウナの4セットを終え、最後に黒湯へ。
あっつい!!43℃!?でも気持ちいい…。
完全に身体がほっくほくになり。受付へ。
抑えきれずビールを…一口目、最高にうまい!!!
徐々に苦味が強くなり、きつくなってくる…。
まだ大人にはなりきれないみたいです。

入浴料480円(サウナ無料)で最高の体験ができました。
またサウナに行こう。

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