数々の時事ネタで人気の笑の内閣、第28回公演は、日本軍史上最悪の作戦、インパール作戦と東京オリンピックを重ねた「一度決めたら止められないコメディ」その2日目ソワレです。シアターE9で生で行われるお芝居ながら、covid-19感染拡大を受け、劇場に行くのは・・・と言う人や、遠方の方のために動画も同時販売。日替わりゲスト、アフタートークは毎回変わるので、全ステージ買っても面白い。もし、劇場で公演ができなくなった場合は、ZOOM芝居に変更して上演するので、安心してご購入ください
■キャッチコピー
「牟田口廉也」
大日本帝国陸軍で誰よりも恐れられた将軍。・・・ただし味方から
■あらすじ
太平洋戦争末期の1944年。敗戦が濃厚になった大日本帝国で、ビルマ方面軍参謀の牟田口廉也は、ビルマからインドに抜けイギリス軍の重要拠点・インパールを急襲するという作戦を立てる。しかし、ビルマからインドに抜ける道は、道とは名ばかりのジャングルと3000m級の山脈だった。
牟田口以外誰もが「成功するわけがない」と思ったが口に出せず、なし崩し的に作戦は決定。案の定まともに進軍できなくても「一度決まったからには止められない」まま最悪の事態は進んでいく。
一方、舞台は2020年。この状況では来年でもオリンピックは開催できない、そう誰もが思っていても止められないまま進んでいく…。
笑の内閣の新作は、過去と現代が目まぐるしく入れ替わる「一度決めたら止められないコメディ」
笑の内閣(わらいのないかく)
2005年に京都で旗揚げ。
実寸のリングで本当にプロレスをするプロレス芝居と時事ネタ芝居を得意とする劇団。
これまで表現の自由・風営法による規制強化といった様々な社会問題・時事ネタをテーマにコメディ作品を創作し、コメディだからこそできる直球の切り込み方で難しい社会問題について分かりやすく可笑しく観客に問題提起をしている。本拠地の京都だけではなく、東京、大阪、札幌、名古屋、福岡、ソウルなどでも公演をしている。
風営法問題を扱った作品では、来場した国会議員から「法案改正の説得材料のために他の議員に見せたいと永田町に招かれて公演を行うなど、政治面は特に強さを見せている。
■出演
熊谷みずほ
髭だるマン(笑の内閣)
西分綾香(劇団壱劇屋)
和泉聡一郎(劇団道草)
由良真介(笑の内閣)
藤原大介(劇団飛び道具)
高間響(笑の内閣)
■スタッフ
作・演出:高間響
演出助手:中川ひなの
舞台監督:玉井秀和(劇団FAX)
音響:島﨑健史(ドキドキぼーいず)
照明:河口琢磨
舞台美術:岩崎靖史
映像配信・映像撮影:竹崎博人
宣伝美術・写真:脇田友(スピカ)
制作協力:黒澤健
広報協力:吉岡ちひろ(劇団なかゆび)
運営:葛川友理(劇団トム論/気持ちのいいチョップ) 岡田眞太郎(劇団トム論)
京都芸術センター制作支援事業
協力:劇団FAX、劇団壱劇屋、劇団飛び道具、劇団トム論、劇団トランジェントキングダム、劇団なかゆび、劇団道草
提携:一般社団法人アーツシード京都
主催・企画・製作:笑の内閣