武内先生がいわゆる空軍万能論、空爆万能論についてツ

武内先生がいわゆる空軍万能論、空爆万能論についてツイートされていたのでご紹介いたします。
対北朝鮮軍事制裁として、空爆が謳われていますが、空爆のみで敵国に政策変更させるのは難しいと分析する学者もいるそうで、専門的ではありますが、北朝鮮に対する攻撃についても深く研究すべきでしょう。空爆の有効性というのも最近では疑問視する声が多いですし、他国の政策変更を達成するためにも陸軍で決定的な打撃を与えるべきというランドパワーの優位性を主張する有名な学者もいます。

以下引用文

空爆で他国の政策を変えることは可能か
この問題に関しては論者の間でいくつか見解の相違があります。
戦略爆撃の威力によって短期決戦を図るべきだと主張したイタリアの軍人ドゥーエの学説によると、それは技術的に可能です。
しかし米国の政治学者ペイプはドゥーエの説に異議を唱えました。続

空爆で他国の政策を変えることは可能か
この問題に関しては論者の間でいくつか見解の相違があります。
戦略爆撃の威力によって短期決戦を図るべきだと主張したイタリアの軍人ドゥーエの学説によると、それは技術的に可能です。
しかし米国の政治学者ペイプはドゥーエの説に異議を唱えました。続

本日、米韓の合同訓練も始まったようで、北朝鮮の対応も注目されています。
もし米軍が近い将来に北朝鮮を空爆するとなれば、その政治的効果を見積ることが重要です。
軍事的圧力の規模や形態によっては、政策変更を強いるどころか、それを難しくする可能性がある点は頭に入れておくべきでしょう。続

米国が軍事行動に移ると想定した場合のシナリオですが、中露の介入を避けるため、核施設に限定した空爆・ミサイル攻撃に絞った作戦が軍事的に最も無難な線だと思います。
ただ、それだけで政策変更を期待するのは非常に難しく、米軍の作戦が政治的に失敗するリスクにも配慮する必要があるでしょう。終

引用終了

댓글