国際インテリジェンス研究所さんの興味深い記事を見つ

国際インテリジェンス研究所さんの興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。

以下引用

◆ルトワック「自衛隊は北朝鮮を爆撃できる」を読み解く

雑誌・月刊ハナダより。


※要旨

・日本に必要なのは核抑止力ではなく、
役に立つ防衛力だ。
先制攻撃能力を持つことで抑止力が強まる。

・たとえ1,000発の核兵器を持っていても
使えないので、ナイフより無意味だ。
ナイフは簡単に使用できるが、
核は強力すぎて使うに使えない兵器だ。

・北朝鮮の弱点。
北がすっかり欠いているものは、防空体制だ。
技術的な理由で、防空には莫大なカネがかかる。

・自国民が脅威に晒されているとき、
その直接の危険を除去するために
先制攻撃を行う権利はあらゆる国家が持っている。
日本政府がそうした意思を持つことは大きな意味がある。

・日本政府は、すでに保有している航空機をそのまま使って、
追加の兵装を購入するだけで可能になる。

・イスラエルの人々は、
イラクの核開発の脅威に直面したとき、
それを破壊した。

・日本ができるだけ早く行動しなければ、
間違いなく2年後には核の脅しに屈する危機に直面すると
断言できる。

※コメント
ルトワックのアドバイスは、
たいへん本質的な的を得たものだ。
長年の経験と知識は強い。


引用終了

ルトワック先生らしい発言ですが(笑)、核万能論に心酔せずにその運用または効果を考えると、このルトワック先生の言っていることがよく分かります。ルトワックは核兵器を使ってしまったら終わりだ。脅しで使うのが一番!といつも言っておりますし、先制攻撃についてもただ闇雲に「先制攻撃が必要だ!」などと騒ぐのではなく、その先制攻撃の目標及びその効果とそれにかかる費用なんかも考えてみると、また視野が広がっていくと思います。
まぁただ、イスラエルの件は、予防攻撃と言われるものですので、注意が必要ですね。

ameblo.jp/jyoho2040/entry-12323048377...

Comments