小川和久さんのF35(B)に関するピック記事です。

小川和久さんのF35(B)に関するピック記事です。
いずも空母化とともに話題に上がるのは、垂直離着陸が可能なF35Bです。これは中期防衛力整備計画に明記されていたそうですが(小川さんより)、F15の代替も検討するということで、メディアなどが盛んに祭り上げているという状況です。
しかし、いずもに載せるとしても限界で10機と言われていますし、ひゅうがと併せたとしても(F35Bを)運用できるのはせいぜい30機といったレベルです。
わ〇びなどの左派は、これを取り上げ、「侵略する気だー」と騒いでいるようですが、この機数で可能なのは島嶼奪還程度で、侵略など無謀と言ってもいいでしょう。
また、F35B導入を声高に叫ぶ右派もこの予算をどのように確保するかというのも同時に考えなければなりません。ここで私などが懸念していることは、機動部隊に予算を回し、島嶼防衛(奪還は別)や陸自の予算を割くことはあってはならないことです。島嶼は不沈空母のわけで、有効性も抜群であり、空母の軍事的有効性に疑問が浮上し出している軍事界隈において、空母戦力だけ整備するというのは危険であり、先の大戦においても島嶼軽視空母重視路線でどれほど痛い目にあったか戦史でも読み解くことができます。小川さんの記事でも

以下抜粋

「いずも」型護衛艦の改修については、海上自衛隊の中で「シーレーン防衛やASW(対潜水艦戦)能力の拡充など、優先順位を踏まえるべき」といった消極論も少なくありません。
限られたパイ(予算)の有効活用にあたって、「いずも」型護衛艦の改修とF−35B(こちらは航空自衛隊ですが)の導入の優先順位が上がるのか、注目したいと思います。

抜粋終了

と述べられています。小川さんはリアリストですから、こういった意見にも耳を傾けるべきでしょう。小川さんの記事も短くまとめられているのでお時間のある方は是非。

newspicks.com/news/2816836/

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