taka_add9のプチ音楽講座その6

taka_add9のプチ音楽講座その6

前回までの説明で「ドレミファソラシドとは何か」を解説してきましたが、ご理解いただけたでしょうか?

ここまでの説明で皆さんに覚えていただきたいのは次の3点です。

1、音名の英語表記
2、Cメジャースケールとは何か
3、メジャースケールの法則

この3点が音楽理論の最も基本的で重要な項目になります。
これがしっかり理解出来ていないと、ここから先の話を理解するのは容易ではありません。
復習を兼ねて少し問題を解いてみましょう。

ここまでの説明は全て「C」を基準にして解説してきました。
これは言い替えると「key(キー)がCの時」となります。
では、keyを「D」にした時はどうなるでしょう。
Dメジャーkeyの音階を並べてみましょう。

Dからスタートして全全半全全全半の順番で音を並べます。
先頭は当然Dになります。
次はDから全音上なのでEになります。

さあ、次は何か分かりますか?
EとFの間には黒鍵が無いのでFはEの半音上となります。
ここは全音上にならないといけないので、もうひとつ上のF#(G♭)と言うことになります。

次は半音上なのでG
次は全音上でA
次も全音上でB

次も全音上です。
BとCの間も黒鍵がありませんから全音上はC#(D♭)となります。

最後は半音上でDに戻ります。

順番にならべると、
D、E、F#(G♭)、G、A、B、C#(D♭)、D
となります。

ここでF#とG♭、C#とD♭は同じ音なのですが、音楽の約束事として、同じ音名は2回使えないと言う決まりになっています。
ですからDメジャースケールでは、G♭とD♭は使わず、

D、E、F#、G、A、B、C#、D

とします。

では、皆さんに宿題です。
ご自身で、
Cメジャースケール
Dメジャースケール
Eメジャースケール
Fメジャースケール
Gメジャースケール
Aメジャースケール
Bメジャースケール
の音階を書き出してみてください。
正解は次回の講座で掲載します。

CメジャースケールとDメジャースケールは解説を見ながら復習をを兼ねて書き出してみてください。

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