taka_add9のプチ音楽講座その15

taka_add9のプチ音楽講座その15

「三和音」に続いて「四和音」の説明に行きたいところですが、その前に、お話ししておきたい事があります。

前回と前々回の三和音の説明で「ん?????」と思われた方がいると思います。
私もそうでした。
「何で?」「どうして?」と次々と疑問が出てきて調べれば調べるほど深海にハマっていきました。

例えば、ディミニッシュ、
楽典で調べると、どの本にも間違い無く「三和音」と書かれています。
YouTubeの解説動画でも「三和音」と説明されています。
ところがディミニッシュをギターのダイヤグラムで確認すると、

「1st、m3rd、♭5th、dim7th(-m7th)」
(dim7th(減7度)については追々説明します。)

の4音の構成になっています。
どうして「三和音」なんだろうって思いますよね。

また、エレキギターではパワーコードと言う2つの音を使ったコードがあると説明しましたが、楽典上では、これは和音とは言いません。

実は楽典で言うところのコード理論とポピュラー界で言うところのコード理論とでは、こうした食い違いがあります。
コード理論の他にも「なんか違うんじゃない?」と思うところは、いろいろあります。

これを追求してるとキリが無いので、そう言うものなんだと思って諦めてください。
こう言うのを調べるのも私的には楽しかったりするんですけどね。

私が思うに、その昔、貴族の中で親しまれていた音楽が時代の流れと共に庶民にも広まり、ポピュラーで親しみ易い存在になった時「これで良いじゃないか」的な考え方が新たに生まれてきたのではないでしょうか。

皆さんは、どう思われますか?
宜しければご意見などお聞かせくださいませ〜

留言